volcaの弱点克服?!volca単騎でもエフェクターを、コンセント無しで使えるようにする試み。

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登場人物
volcaの弱点克服?!volca単騎でもエフェクターを、コンセント無しで使えるようにする試み。
以前特集をしたvolca bass。相変わらずクールなマシンです…!
ですがこれまで私が使ってきて、ずっとどうにかならないかなぁと思ってきた唯一の弱点があります。それが…
エフェクトが搭載されていない…。
聴こえる…「わかる…」という多くの方々の悲痛な叫びが…
また何か始めようとしてるなご主人…
まぁまぁ、久しぶりに機材ブログを書いてるんだし暖かく見守ってあげよう…?笑
そもそもなんでvolcaにエフェクトが必要と感じるのか?
曲を作っていて感じますが、はっきり言って素の出音だけでの音楽って、質感としては音楽的じゃないですよね。
狙ってやってるなら何も言うことはありませんが、すべてがくっきりして「そういう表現」に聴こえる訳です。
極端な話、生ピアノにも反響によるリバーブはかかっていますし、特にシンセは素音だけで様々な情景や音楽的な質感を出すのはおそらく難しく、こと単騎でその説得力を出すのは確実に不可能です。
下記に素音ととエフェクトありのものを載せてみます。その差を「質感」と考えます。
1.フィルターをねじってウニョらせても「それが鳴った」とは感じますがそこに付随した何か特別な背景は感じ取れません。
2.素敵なコード進行に合わせてADSRを駆使してポリシンセを鳴らしてもやはりそういう風に「さっぱり鳴った」という感じになります。
3.どんなにぶっとい低音を鳴らしても荘厳さは生まれないし「良い低音が鳴った」としかならないはずです。
以上のように、まず音にドラマや説得力を持たせるには質感の付与、エフェクトは必要不可欠なわけです。
ならば所持しているエフェクターを使用すればいいのではないか。
皆様もおのおのお気に入りの機材に囲まれて生活されているかと思います。私も今メインのデスクはこんな感じで個人的には別々にはもちろん、ハードとソフトがうまく連動させれる、お気に入りのデスクです。

Soundcraft EFX8にも簡易に使えるリバーブやディレイは搭載されていますし、HOLOGRAM MICRO COSMでも上質の体験が得られます。PCを起動しDAWを立ち上げれば名だたる名機のシミュレーターからコンボリューションリバーブ、独特なエフェクトなどが溢れ、これらを駆使すればより多岐にわたるサウンドで説得力を音に付与できることでしょう。
それらに繋げばいいじゃない!と思われるかもしれません…
ですが…!
それすらおっくうな時ってあるやん…
聴こえる…「わかる…」という多くの方々の悲痛な叫びが…パート.2…
それならやんなきゃいいじゃないか…
でもまぁ、音楽を真剣にシビアにやるときと、お手軽に遊びたいときって確かに別々にあるよね!きっとその手軽に遊びたい時の話だと思うよ!
創作に疲れたり、日々に追われて疲れたり…そんなときに10分だけシンセで遊ぼう、となったとしてそれらを起動する元気あります?!(突然の逆ギレ)
億劫な時に5分だけシンセで遊んでただ遊びたいときもあるじゃないですか…。
電源を気にせず寝っ転がって、おなかにvolcaを載せながら演奏して遊んだり…。
電気の通ってない廃墟の中でvolcaを演奏したり…。(?)
とにかく電池駆動できるこの利点を最大限に生かしつつも音楽的質感を保って遊びたい…、そんな願いを持っていたのです。
そして、こないだふとアイディアが降ってきてやってみたところ思った以上に良かったので、機材ブログに書いておこうと思い今に至りました。
どの程度のクオリティを求めるのか。
では実際どの程度のクオリティを求めるのかという点を整理します。
私が譲れない部分は下記でした。
- 使うときに電源ケーブルが存在せず、何にもつながれていない状態でエフェクトがかかった音を出したい。
- 最低でもリバーブ、可能ならディレイとMOD系があればなお良い。
- 音質はそもそも内蔵スピーカーや小型スピーカーに求めたらおかしいので、質感が得られる程度でいい。
- 音質を求めないのであればコストは1円でも安い方がいい。
それらをクリアした商品を探していこうと思いました。
ひらめき~実践。
今回ひらめく前までは、エフェクト内蔵アンプを探していました。でもどれもそこそこ高いのに有線で繋がなきゃいけないし、エフェクトもあっても1つくらいしか入ってない。そこでふとVoxの直差しミニアンプを思い出しました。
これの真似っこ+αがあるんじゃないかと思って探したらすぐに出てきました!
充電式でリバーブとディレイとMOD搭載でmix量も段階で変えられ、歪みもかけられ、プリセットで保存できるマルチエフェクターみたいな感じのやつでした。
ですがこれではイヤフォンが必要です。今回の目的はシンセ以外不要な状態を目指していることからイヤフォンなどを使いたくありません。また、おなかにのっけて遊びたいってくらい怠惰なわけですから、とにかく本体のみ持ってればいい状態にしたいわけです。電源も不要で。
それなので充電式の安めの小型スピーカーをアタッチメントして一つの塊として扱えるようにしたいと思いました。
また、アンプ+エフェクトのフォンが6.3mmの通常フォンなので3.5mmに変換するためにサウンドハウスのお世話になってます格安アダプター(150円税込!)でvolcaに接続できるようにしました。
これで鳴らして動画を撮ってみました。
実演動画
今回はあえてスマホ直撮りでの映像を載せました。この差があるなら一考の価値はあるのではないでしょうか?しかも1万以下でできますし、コスパも最高!偉いぜ!!
簡単な使い方
この「ギターヘッドフォンアンプ Bluetoothミニプラグ 10つのアンプモデル チューナー付き エフェクト付き LEKATO インレイマルチエフェクトディレイリバーブコーラスオーバードライブ 充電式 エレクトリックギター用 USBエクスポート」君はぱっと見ですぐ操作できるくらいに、何がどうすればいいか表面に全部書いてあるのでとても分かりやすいですね!

SEO意識しかしてない名前であまりに長すぎて、もはや魂を感じないネーミングですが気にせず行きましょう!!!
操作してみます
基本概念

- 説明の便宜上、左からA、B、C、D、ボタンと呼びます。
①.一番左のAボタンを長押しして電源を入れる。

電源が入りプリセット1が表示されます。右端の白LEDは残りバッテリー量っぽいですね。
②.AボタンやBボタンをそれぞれちょい押しすると上部の1~10のLED点が動きプリセット選択する。

これがプリセット3のようです。出音も変わりました。
③.AボタンとBボタンを同時押しして今選んでいるプリセットの編集階層「EDITモード」に入れる。


同時長押ししたら表示が変わりました。EDITモードのようです。AボタンやBボタンをちょい押しすると下部のLEDが左右に動きます。CボタンやDボタンをちょい押しすると上部のLEDが左に減ったり右に増えたりします。10段階で変更できますね。アマウント量のようです。
左からAmp、Gain、Tone、Mod、(Delay)Time、(Delay)Feedback、(Delay)Mix、Reverb、Ir cab、Vol。
- 「ampタイプ、Gain、tone」までがアンプパラメータ。
- 「(Delay)Time、(Delay)Feedback、(Delay)Mix」までがディレイ系パラメータ。
- Ir cabはキャビネットシミュレータ?ですかね。
- リバーブは1種類でした。
④.Bボタン長押しで保存して完了。

組み合わせてこれでいいやとなったらBボタンを長押すると保存されて、一個前のプリセット選択階層に戻ります。ちゃんと反映されていました。
わかりやすくするに初めは、プリセット1から順に、軽めリバーブ→深めリバーブ→ショートディレイ→ロングディレイ…みたいにプレセット組みをやろうと思いましたが、ぶっちゃけシンセで使う場合変動させるので、EDITモードの状態で各エフェクトをセレクトしながらオンオフしたり深くしたり歪ませたりみたいにやった方が有意義な気がしました。(どうせ遊び用ですしね)
まとめ
思った以上にいいじゃないか…
珍しくめっちゃXいいねしてもらえたよ…
長らくツイッターランドの住人でしたが、こんなに反応もらったの初めてでした。
そんなことしてないで音源作れよご主人…
AI画像生成(Stable Diffusion)用のlora作成に熱入れすぎて時間をロストしてたみたいだけど、それも落ち着いて曲のモチーフメモは増えてるみたいだから優しくしてあげてね!笑
今回紹介した機材はこちらから購入可能です!ぜひ買って遊んでみてください!
それでは皆さま良い機材ライフを!
まさかPython使ってプログラミングしてAIに画像学習させることを自らする日が来るとは思ってませんでした。外部の画像生成ツールではモノちゃんの顔が割と安定しないので画像生成精度を上げるために始めたのですがなかなか手こずりました…要望あればXで言って下さればできる限りわかりやすくやり方まとめて記事にしてみます。
